笹一武田ニ十四将

甲府駅前の信玄像 笹一酒造には、「武田ニ十四将」というお酒がある。ガラスのコップに入った、いわゆるカップ酒である。”コップ”に青いラベルが貼ってあり、二十四将の名前が書いてある。「甲州仕込み」と「本醸造」があり、ラベルの色、蓋の色、値段に違いがある。私のお気に入りのお酒でもある。武田軍団の二十四人の武将が書かれているので、お酒を飲みながら自分のお気に入りの武将を探すのも楽しい。モーニング娘より多いから選びがいもある。仲間と飲めば、それぞれのお気に入りに激論の刃で火花が散るかもしれない。笹一 武田ニ十四将しかし、激論の刃を激突させようにもニ十四将のことがわからなければ剣を抜けない。ということで、ニ十四将を調べてみた。

 ニ十四将は、信虎-信玄(晴信)-勝頼 武田三代に使えた武将達であるが、そんなに長い間二十四人が勢ぞろいしたのであろうか。年表を作ってみると、二十四人が同時に生存したのは、土屋昌次誕生の1544年から上田原の合戦で板垣信方と甘利虎泰が戦死した1548年のわずか5年だけである。すなわち二十四人が一同に会したことはなかったことになる。
 当時は15歳ころ成人式を迎え(元服)合戦に参加するようになる。これで武将の仲間入りをするわけであるが、武将としてニ十四将中最も多く生存したのは、土屋昌次が成人した1559年から1561年第4回川中島の激戦の年に山本勘助(戦死)と小幡虎盛(病死)が没するまでのわずか三年の21人ということになる。

 何かと話題の多いニ十四将を生存年表とともに、簡単に各武将についてまとめてみた。あなたはどの武将が好みだろうか? 銘酒笹一 ”武田ニ十四将” を飲みながら当時にトラベルしてみてはどうだろう。

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