原美濃守虎胤(はらみののかみとらたね):先祖は千葉臼井の城主。1517年に武田に仕えるようになり、足軽隊長として「むかで隊」を指揮する。様々な道具を使い夜中に敵城に忍び込むなど神出鬼没な城攻略を得意とし、”鬼美濃” と称された。38回の出兵暦があるものの、法度に触れたため、剃髪し、徘徊の旅に出る。2年後ようやく信玄に許され甲斐に戻る。1564年病死。